濃い色と塗装
[濃色車の塗装の構造と濃色色ソリッド]
 
濃色車の塗装の構造
 濃色車という設定であるが、有色車全てに言える事です。
有色車は、ソリッドカラーの場合でも、塗装の上部こクリア塗装を持ったいわゆるメタリック塗装においても、最近の嗜好は濃色車系にあり、その特徴は淡色系であるパールカラーなどの場合とも類似している部分が多いので、濃色カラーを中心にご説明します。
濃色色のソリッド
 濃色に限らず有色ソリッドは、その有色上塗り塗装の顔料が完全な不透明ではないので下地錆止め塗装の上に直接乗せてしまうと、下地錆止め塗装の色が透けてしまい、うまく発色しません。
 そこで下地錆止め塗装の上に、不透明な白色の塗装を一度塗ってから、カラーソリッド塗装を塗ってあります。

 うまくカラーを発色させるために、下の白色塗装をスクリーンに使っているわけです。カラー塗装の膜の厚みで色の濃さが大きく左右されます。

 白色車の場合は塗装膜が不透明なので、多少乱暴に削られても、色ムラが出ることはほとんど無いですが、有色ソリッドカラーの場合は、研磨などによって塗装が削られて、塗装膜の厚みにムラが出ると直接色ムラにつなかり、その復元はむずかしくなります。

 ソリッドカラーの顔料は日光のUVによって漂白されやすい傾向にあるので、ぜひともUVカットの出来るケアが必要になっています。


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